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第38回美人画研究会・活動報告
「母なるものを美人画に描く」というテーマでメンバーが描いてきた作品です 2026年4月12日(日)江東区森下文化センターにて第38回の美人画研究会を開催いたしました。テーマは「現在のAIが対応できることとまだ対応できないこと」で、前半の研究発表は松永伸子の「AIを利用した美人画の作り方」と斎藤忍先生の「画像生成AIは印象派以降の絵画の生成は苦手」の2題でした。 私(松永)の発表では、①プロンプトを入れるだけで作れる美人画、②美人画の雰囲気や状況を細かく指示したプロンプトの入力で作れる美人画、③その美人画を「ルノワール風の油絵にして」や「色や雰囲気を変えてクリムト風にして」「竹久夢二の版画風に」など変化させて作れる美人画をお見せしました。使用した生成AIはChat GPTです。チャッピーは1分以内に好みの美人画をかなりの完成度で作成してくれます。しかしそれでは自分で描いたことにならないため、自分で下書きを描いたものを何度も手直ししながら変化させていく方法をいくつかご紹介しました。 AIが作成した美人画に満足したとしても、その画像はやはり自分の
6 日前
化粧文化研究者ネットワーク第73回研究会ご案内
化粧文化研究者ネットワーク そして 顔学会 の皆さま 少しずつ春の気配の強まりを感じる季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、年度末のお忙しい時期と重なり大変恐縮ですが、「化粧文化研究者ネットワーク第 73回研究会」開催のご案内を申し上げます。 ご存知のように、化粧と化粧品に関わる研究交流グループ「化粧文化研究者ネットワーク 」が設立されたのが、2005年のこと。それからすでに20年、春夏秋冬の年4回の研究会を重ね、今回は、73回目の研究会となります。場所は、大阪です。 今回もハイブリッドでの実施になりますが、ご都合のつく方とはぜひ現地でお会いし交流 を深められればなお幸甚に存じます。 これまで同様、多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。 2026年2月吉日 ネットワーク代表 北山 晴一 【 記 】 【日時】 2026年3月24日(火) 14:00-16:45 【会場】 関西大学梅田キャンパス701会議室大阪府大阪市北区鶴野町1−5 アクセス: https://kandai-merise.jp/access/ 【形式】 対
2月20日


第75回顔学オンラインサロン開催報告
2026年2月10日(火) 「AIと美人画」 話題提供:美人画研究会 (以降敬称略:松永伸子、麻生りり子、斎藤忍、井手清彦、城戸崎雅崇、河合直樹) 最初に、画像生成AIによる世界各国の美人の顔の紹介がありました。続いてメンバー共通のプロンプト「もっと美人にして」で、各メンバーが昨年の美人画研究会で描いた作品が、どのように変化するかという事例の紹介がありました。大きく変わる作品もあれば、ほとんど変わらない作品もあるという興味深い結果となりました(松永)。 画像はクリックで拡大↓ その後、能面の写真を「もっと美人にして」というプロンプトを含め、いろいろなプロンプトによる生成結果の差異が紹介されました。しかし、いずれも作者のイメージには、なかなか近づけられないという事実もあるとのことでした(麻生)。 プロンプトの工夫や違いによって、どのように変化させられるか?といういくつかの事例や、動画生成AIのツールと作品の紹介(斎藤・井手)等に引き続き、画像生成AIの問題点の指摘(城戸崎)、技術的な内容を含めた今後の予測(河合)、についての説明が
2月11日


特別顧問:輿水大和先生
特別顧問:輿水大和先生 顔学会30周年の特別寄稿文「顔学会は学術的法事 」について、なぜ「法事のような場」が必要なのか。輿水大和 先生が語る、顔学会の歴史から、学術コミュニティのかたち、輿水先生のお人柄をも感じられます。最後には学会をやめるな!その意味と覚悟を語って頂きました。
2月10日


化粧文化研究者ネットワーク 第72回研究会報告
テーマ「がん治療におけるアピアランスケア~最近のトピックもふまえて~」 ■講演者:野澤桂子氏(目白大学看護学部看護学科教授、臨床心理士) ■日 時:2025年12月6日(土)14:00~16:45 ■会 場:資生堂汐留ビル3F 306会議室 ■形 式:対面とオンラインのハイブリッド 今回の研究会では、日本におけるアピアランスケア(がん治療に伴う外見変化へのケア)の第一人者である野澤桂子氏に「 がん治療におけるアピアランスケア~最近のトピックもふまえて~」というタイトルでご講演いただいた。 導入では、がん治療の副作用と言えば、一般人が想像するのは脱毛であるが、実際には、2割にも満たず、むしろがん治療で最も多い副作用は手術による傷跡であることがデータによって示された。私たちの「がん」に対する認識は、いかにメディアが流布するイメージに左右されているかが明らかになった。 次に、外見の変化が社会生活に与えた影響として、体調変化ではなく外見の変化を理由にネガティヴ行動が起こっていることを話された。現在、アピアランスケアが注目されている背景としては、がん治
1月13日


第74回顔学オンラインサロン開催報告
2025年12月9日(火) 「日本における肖像画の視線―なぜこちらを向かないのか?」 話題提供:岩井茂樹氏(大阪大学日本語日本文化教育センター) モナリザのように西洋画の人物画には、視線を私たちの方に向けてくるものが多く見られるが、それに対し、日本画の場合はどうでしょう?というテーマで、ご講演いただきました。とりわけ明治時代以前の浮世絵を含めた日本画の多くは、視線を私たちに向けず、顔も正面を向いていない作品が多いということです。その理由としては、 ・「みる」ということは男女が関係を結ぶという意味がある ・視線を合わせることでの取り込まれるという恐怖がある ・目に注目が集まりすぎる 等が考えられるとのことです。 数は少ないが、以下のような視線をこちらに向けている作品もあるとのことで、これらの作品について、画像を交えながら詳細な解説をしていただきました。 ①戦国武将の肖像画(菩提寺に行かなければ見ることのできない無名の作品等) ②女性の幽霊画 ③美人画(祇園井特の作品に多い) ④役者絵(歌川派の版画) 絵の中の人物が目を逸らすことにより、絵の中だけで
2025年12月10日


日本顔学会関⻄支部 第5回研究会
2025年8月25日(月)、大阪工業大学にて日本顔学会関西支部第5回研究会を開催し、50名を超える皆様にご参加いただきました。今回は、日本顔学会を牽引されている3名の先生方によるご講演に続き、「顔学研究の未来」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。 まず、日本顔学会副会長であり早稲田大学先進理工学部教授の森島繁生先生より、「バーチャルヒューマン研究の未来予報図」と題してご講演をいただきました。フォトリアルな顔CG動画像制作における近年の代表的な技術をご紹介いただき、顔写真一枚から生成されたリアルな動画像や、多視点から俯瞰可能な三次元復元のデモンストレーションには、会場から驚きの声が上がりました。森島研究室の豊富な実績を基盤としつつ、世界的な研究動向を交えた内容は、飛躍的な技術の進展と新しい時代の到来を実感させるものでした。 続いて、甲南女子大学人間科学部教授の米澤泉先生より「スマホ時代の顔と化粧文化」と題してご講演いただきました。顔学会30周年記念シンポジウムで開催された「未来の顔コンペティション」のグランプリ作品にも触れながら、顔に
2025年11月18日
化粧文化研究者ネットワーク第72回研究会ご案内
化粧文化研究者ネットワーク そして 顔学会 の皆さま すでに木枯らしが吹くなど、急に寒さがやってきた感じの今日この頃ですが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、年の瀬近くの開催になりますが、 「化粧文化研究者ネットワーク第72回研究会」開催のご案内を申し上げます。 ぜひ多くの方々のご参加を期待しております。 化粧と化粧品に関わる研究交流グループ「化粧文化研究者ネットワーク」が設立されてから、ことしで20年。ささやかながらも着実に回を重ね、今回は72回目の研究会となります。 これまで同様に今回もハイブリッドでの実施になりますが、ご都合のつく方とは現地でお会いし交流を深められればなお幸甚に存じます。 皆さまのご参加をお待ちしております。 2025年11月吉日 代表 北山 晴一 【 記 】 【日時】 2025年12月6日(土) 14:00~16:45 【会場】 資生堂汐留ビル3F 306会議室 東京都港区東新橋1-6-2 【形式】 :対面とオンラインのハイブリッド ※前日までにZoomミーティングID、パスコードをメール送付
2025年11月17日


化粧文化研究者ネットワーク 第71回研究会報告
テーマ:「ホーユーヘアカラーミュージアム見学会」 ■日時:2025年9月16日(火)13時30分~15時 ■見学先:ホーユーヘアカラーミュージアム (公式サイト https://www.museum.hoyu.co.jp/) ■住所:愛知県 名古屋市 東区 徳川町903 今回はホーユーヘアカラーミュージアムのご協力で、化粧文化研究者ネットワーク会員向け見学会を組んでいただきました。また、希望者のみ、第二部として2024年夏から試験販売を開始しているLUCENA cosme tattoo(注)の担当者のお二人、藤井淳さん、山口真吾さんよりセミナー形式でお話をうかがった後、実際に体験をしました。 ホーユーヘアカラーミュージアムは、2023年にホーユー株式会社の100周年を記念して開館した日本初のヘアカラーに特化した博物館です。今年春には、せたがや文化財団生活工房と共催で「ヘアカラー展 なぜ染める、なぜ染まる。」展を催しています。館内でも説明されていますが、この企画展では、目的や仕上がりによって4タイプの製品(ヘアカ
2025年11月11日


第30回日本顔学会大会(フォーラム顔学2025)開催報告
2025年11月1日(土)〜2日(日)の2日間にわたり、第30回日本顔学会大会(フォーラム顔学2025)が早稲田大学 国際会議場 井深ホールにて開催されました。この会場は、今年3月の学会30周年シンポジウムをはじめ、学会設立の当初から集会を多く行ってきた、縁のある会場です。当日は早稲田祭とも重なり、キャンパス全体が賑わいに包まれていました。東京での開催は、2020年の第25回大会(コロナ禍によりオンライン開催)以来です。 「顔学の新地平」をテーマに掲げた本大会では、⼝頭発表28件、ポスター発表25件、実演を含む作品展示5件、スポンサー展示6件のエントリーがありました。閉会の辞では、参加者総数が256名に達したことが発表され、盛況のうちに幕を閉じました。 発表件数の増加に伴い、各セッションの発表時間はコンパクトになりましたが、活発な質疑応答が行われ、とくに若い研究者の発表に対しては、今後の研究への鋭くも温かいエールが感じられました。2日目の授賞式では、阿部会長および菅沼前会長より、AIやテクノロジーの進展に伴う研究分野の拡張、医療・美容分野への応用
2025年11月4日




生成AIと“自画像”──プロフィール画像をめぐる小さな実験
はじめまして。 このたびニューズレター編集委員に加えていただきました、髙松操と申します。 私は化粧が好きで、一度は化粧品会社の研究員になったのですが、色々と考えるところがあり、退社して「きれいな肌とは?」をテーマに、フリーで研究をしてまいりました。現在は縁があり、肌測定にも使える光学測定機器の会社に勤めながらひっそりと肌と化粧について研究しています。 今回は、自己紹介を兼ねて、最近行ったちょっとした試みを紹介させていただきます。 生成AIにプロフィール画像を描いてもらいたい みなさん、プロフィール用に自分の顔写真を撮るのは面倒ではないですか? 今回、編集長から「プロフィールページを作成してください」と依頼を受けたのですが、手持ちに使えそうな写真がありません。となると新しく撮影するしかないのですが、いざ撮ろうとすると、服装を考えたり、美容院に行ったりと準備が必要です。そんなことをあれこれ考えているうちに、だんだんと腰が重くなってきました。 「もっと手軽にどうにかならないものか……」と考えていたときにふと、「そうだ、生成AIに似顔絵を描いてもらえばい
2025年10月31日


学会誌「編集後記」
日本顔学会誌第25巻1号(全論文収録・電子版)は2025年12月末に発行予定です。 その中から「編集後記」をチラッと紹介いたします。 編集後記 2025年は顔学30周年にあたります。2025年3月には「顔学30周年記念シンポジウム」が開催されました。シンポジウム実行委員長の菅沼薫先生にお願いした巻頭言から、その盛況ぶりが伝わってきます。また顔学30周年特集企画として、長年にわたり顔学を牽引されてきた原島博先生、輿水大和先生、馬場悠男先生から、顔学のこれまでとこれからというテーマで特別寄稿を寄せて頂きました。記念シンポジウムで特別講演をされた森島繁生先生、米澤泉先生からも講演に関連した特別寄稿を寄せて頂きました。顔学のこれまでの30年間と今後の展望に思いを馳せることができる、そんな特集企画になっています。投稿論文は4編の学術論文、3件の研究ノートという構成になっています。いずれも顔学の進展に大きく貢献する可能性のある論文です。今号はボリュームも多めになっておりますが、皆様のご尽力のおかげで無事刊行に至りました。深くお礼申し上げます。...
2025年10月31日






第36回美人画研究会活動報告/
第36回美人画研究会は、第1部が畑江麻里さんによる「蔦屋重三郎と花魁ファッションの世界」の講話、第2部が斎藤忍先生による「浮世絵お面づくり」の2本立てで開催さrました。
2025年9月5日
『朝日新聞』(耕論)「タトゥーへの視線」に山本芳美(都留文科大学)インタビュー記事が掲載されました
8月8日の『朝日新聞』朝刊オピニオン欄に、当ネットワーク世話人・山本芳美(都留文科大学)のインタビュー記事が掲載されま (耕論)タトゥーへの視線 小林祐希さん、鈴木智彦さん、山本芳美さん:朝日新聞した。 https://www.asahi.com/articles/DA3S...
2025年8月12日


化粧文化研究者ネットワーク 第69回研究会報告
2025年3月17日、関西大学梅田キャンパスにて、第69回研究会が開催されました。 講演タイトル:ご著書『まなざしの装置 ―ファッションと近代アメリカ―』(青土社、2018/9/19)を中心にお話を伺う ■講演者:平芳 裕子(神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授)...
2025年8月12日


顔学オンラインサロンオフ会「お面似顔絵ワークショップ&OFF会」のご報告
指導:麻生リリ子・宇田川のり子・斎藤忍・高橋エツコ・橋本憲一郎・吉村まゆみ 2025年8月3日(日) 森下文化センターで開催された顔学オンラインサロン第71回の紹介です。 お面似顔絵ワークショップでは、参加者がペアとなり、互いの似顔絵を描いてお面を作成しました。ワークショッ...
2025年8月6日


第70回顔学オンラインサロン開催報告
2025年7月15日(火) 「関西支部活動紹介と第5回研究会(8月25日)の見どころ!聴きどころ!」 話題提供者:南野美紀氏(日本顔学会関西支部事務局長) 趣旨: 2016年から不定期に開催している関西支部の研究会。今回のオンラインサロンでは、これまでの関西支部研究会の取り...
2025年8月5日


第69回顔学オンラインサロン開催報告
2025年6月3日(火) 「顔の表象 - 魂を描く -」 話題提供者:尾崎彰宏氏(東北大学総長特命教授) 最初に西洋絵画における「顔」について概要が述べられました。古代ギリシアからキリスト教の中世では、神話、宗教の中で「神の顔」が描かれ、顔は内面を映す「鏡」や「窓」の機能が...
2025年8月5日


第68回顔学オンラインサロン開催報告
2025年5月27日(火) 「村澤博人と化粧文化研究」 話題提供者:北山晴一氏(化粧文化研究者ネットワーク世話人代表) 只今記事は準備中です
2025年8月5日


第67回顔学オンラインサロン開催報告
2025年4月8日(火) 「顔学会の3恩人 -香原先生、村澤先生、山田先生-」 話題提供者:馬場悠男氏、渡邊伸行氏、原島博氏(進行) 只今記事は準備中です
2025年8月5日


化粧文化研究者ネットワーク第70回研究会 ご報告
2025年6月28日(土) 第70回研究会を開催しました。 ■テーマ:「官能評価の歴史とこれから~食の場合から考える」 ■ 講 師 :早川 文代氏(農研機構 食品研究部門 食品流通・安全研究領域 分析評価グループ・グループ長補佐) ■ 日 時...
2025年7月22日
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