top of page


日本顔学会関⻄支部 第5回研究会
2025年8月25日(月)、大阪工業大学にて日本顔学会関西支部第5回研究会を開催し、50名を超える皆様にご参加いただきました。今回は、日本顔学会を牽引されている3名の先生方によるご講演に続き、「顔学研究の未来」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。 まず、日本顔学会副会長であり早稲田大学先進理工学部教授の森島繁生先生より、「バーチャルヒューマン研究の未来予報図」と題してご講演をいただきました。フォトリアルな顔CG動画像制作における近年の代表的な技術をご紹介いただき、顔写真一枚から生成されたリアルな動画像や、多視点から俯瞰可能な三次元復元のデモンストレーションには、会場から驚きの声が上がりました。森島研究室の豊富な実績を基盤としつつ、世界的な研究動向を交えた内容は、飛躍的な技術の進展と新しい時代の到来を実感させるものでした。 続いて、甲南女子大学人間科学部教授の米澤泉先生より「スマホ時代の顔と化粧文化」と題してご講演いただきました。顔学会30周年記念シンポジウムで開催された「未来の顔コンペティション」のグランプリ作品にも触れながら、顔に
11月18日
化粧文化研究者ネットワーク第72回研究会ご案内
化粧文化研究者ネットワーク そして 顔学会 の皆さま すでに木枯らしが吹くなど、急に寒さがやってきた感じの今日この頃ですが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、年の瀬近くの開催になりますが、 「化粧文化研究者ネットワーク第72回研究会」開催のご案内を申し上げます。 ぜひ多くの方々のご参加を期待しております。 化粧と化粧品に関わる研究交流グループ「化粧文化研究者ネットワーク」が設立されてから、ことしで20年。ささやかながらも着実に回を重ね、今回は72回目の研究会となります。 これまで同様に今回もハイブリッドでの実施になりますが、ご都合のつく方とは現地でお会いし交流を深められればなお幸甚に存じます。 皆さまのご参加をお待ちしております。 2025年11月吉日 代表 北山 晴一 【 記 】 【日時】 2025年12月6日(土) 14:00~16:45 【会場】 資生堂汐留ビル3F 306会議室 東京都港区東新橋1-6-2 【形式】 :対面とオンラインのハイブリッド ※前日までにZoomミーティングID、パスコードをメール送付
11月17日
000
000
11月12日


化粧文化研究者ネットワーク 第71回研究会報告
テーマ:「ホーユーヘアカラーミュージアム見学会」 ■日時:2025年9月16日(火)13時30分~15時 ■見学先:ホーユーヘアカラーミュージアム (公式サイト https://www.museum.hoyu.co.jp/) ■住所:愛知県 名古屋市 東区 徳川町903 今回はホーユーヘアカラーミュージアムのご協力で、化粧文化研究者ネットワーク会員向け見学会を組んでいただきました。また、希望者のみ、第二部として2024年夏から試験販売を開始しているLUCENA cosme tattoo(注)の担当者のお二人、藤井淳さん、山口真吾さんよりセミナー形式でお話をうかがった後、実際に体験をしました。 ホーユーヘアカラーミュージアムは、2023年にホーユー株式会社の100周年を記念して開館した日本初のヘアカラーに特化した博物館です。今年春には、せたがや文化財団生活工房と共催で「ヘアカラー展 なぜ染める、なぜ染まる。」展を催しています。館内でも説明されていますが、この企画展では、目的や仕上がりによって4タイプの製品(ヘアカ
11月11日


第30回日本顔学会大会(フォーラム顔学2025)開催報告
2025年11月1日(土)〜2日(日)の2日間にわたり、第30回日本顔学会大会(フォーラム顔学2025)が早稲田大学 国際会議場 井深ホールにて開催されました。この会場は、今年3月の学会30周年シンポジウムをはじめ、学会設立の当初から集会を多く行ってきた、縁のある会場です。当日は早稲田祭とも重なり、キャンパス全体が賑わいに包まれていました。東京での開催は、2020年の第25回大会(コロナ禍によりオンライン開催)以来です。 「顔学の新地平」をテーマに掲げた本大会では、⼝頭発表28件、ポスター発表25件、実演を含む作品展示5件、スポンサー展示6件のエントリーがありました。閉会の辞では、参加者総数が256名に達したことが発表され、盛況のうちに幕を閉じました。 発表件数の増加に伴い、各セッションの発表時間はコンパクトになりましたが、活発な質疑応答が行われ、とくに若い研究者の発表に対しては、今後の研究への鋭くも温かいエールが感じられました。2日目の授賞式では、阿部会長および菅沼前会長より、AIやテクノロジーの進展に伴う研究分野の拡張、医療・美容分野への応用
11月4日




生成AIと“自画像”──プロフィール画像をめぐる小さな実験
はじめまして。 このたびニューズレター編集委員に加えていただきました、髙松操と申します。 私は化粧が好きで、一度は化粧品会社の研究員になったのですが、色々と考えるところがあり、退社して「きれいな肌とは?」をテーマに、フリーで研究をしてまいりました。現在は縁があり、肌測定にも使える光学測定機器の会社に勤めながらひっそりと肌と化粧について研究しています。 今回は、自己紹介を兼ねて、最近行ったちょっとした試みを紹介させていただきます。 生成AIにプロフィール画像を描いてもらいたい みなさん、プロフィール用に自分の顔写真を撮るのは面倒ではないですか? 今回、編集長から「プロフィールページを作成してください」と依頼を受けたのですが、手持ちに使えそうな写真がありません。となると新しく撮影するしかないのですが、いざ撮ろうとすると、服装を考えたり、美容院に行ったりと準備が必要です。そんなことをあれこれ考えているうちに、だんだんと腰が重くなってきました。 「もっと手軽にどうにかならないものか……」と考えていたときにふと、「そうだ、生成AIに似顔絵を描いてもらえばい
10月31日


学会誌「編集後記」
日本顔学会誌第25巻1号(全論文収録・電子版)は2025年12月末に発行予定です。 その中から「編集後記」をチラッと紹介いたします。 編集後記 2025年は顔学30周年にあたります。2025年3月には「顔学30周年記念シンポジウム」が開催されました。シンポジウム実行委員長の菅沼薫先生にお願いした巻頭言から、その盛況ぶりが伝わってきます。また顔学30周年特集企画として、長年にわたり顔学を牽引されてきた原島博先生、輿水大和先生、馬場悠男先生から、顔学のこれまでとこれからというテーマで特別寄稿を寄せて頂きました。記念シンポジウムで特別講演をされた森島繁生先生、米澤泉先生からも講演に関連した特別寄稿を寄せて頂きました。顔学のこれまでの30年間と今後の展望に思いを馳せることができる、そんな特集企画になっています。投稿論文は4編の学術論文、3件の研究ノートという構成になっています。いずれも顔学の進展に大きく貢献する可能性のある論文です。今号はボリュームも多めになっておりますが、皆様のご尽力のおかげで無事刊行に至りました。深くお礼申し上げます。...
10月31日






第36回美人画研究会活動報告/
第36回美人画研究会は、第1部が畑江麻里さんによる「蔦屋重三郎と花魁ファッションの世界」の講話、第2部が斎藤忍先生による「浮世絵お面づくり」の2本立てで開催さrました。
9月5日
『朝日新聞』(耕論)「タトゥーへの視線」に山本芳美(都留文科大学)インタビュー記事が掲載されました
8月8日の『朝日新聞』朝刊オピニオン欄に、当ネットワーク世話人・山本芳美(都留文科大学)のインタビュー記事が掲載されま (耕論)タトゥーへの視線 小林祐希さん、鈴木智彦さん、山本芳美さん:朝日新聞した。 https://www.asahi.com/articles/DA3S...
8月12日


化粧文化研究者ネットワーク 第69回研究会報告
2025年3月17日、関西大学梅田キャンパスにて、第69回研究会が開催されました。 講演タイトル:ご著書『まなざしの装置 ―ファッションと近代アメリカ―』(青土社、2018/9/19)を中心にお話を伺う ■講演者:平芳 裕子(神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授)...
8月12日


顔学オンラインサロンオフ会「お面似顔絵ワークショップ&OFF会」のご報告
指導:麻生リリ子・宇田川のり子・斎藤忍・高橋エツコ・橋本憲一郎・吉村まゆみ 2025年8月3日(日) 森下文化センターで開催された顔学オンラインサロン第71回の紹介です。 お面似顔絵ワークショップでは、参加者がペアとなり、互いの似顔絵を描いてお面を作成しました。ワークショッ...
8月6日


第70回顔学オンラインサロン開催報告
2025年7月15日(火) 「関西支部活動紹介と第5回研究会(8月25日)の見どころ!聴きどころ!」 話題提供者:南野美紀氏(日本顔学会関西支部事務局長) 趣旨: 2016年から不定期に開催している関西支部の研究会。今回のオンラインサロンでは、これまでの関西支部研究会の取り...
8月5日


第69回顔学オンラインサロン開催報告
2025年6月3日(火) 「顔の表象 - 魂を描く -」 話題提供者:尾崎彰宏氏(東北大学総長特命教授) 最初に西洋絵画における「顔」について概要が述べられました。古代ギリシアからキリスト教の中世では、神話、宗教の中で「神の顔」が描かれ、顔は内面を映す「鏡」や「窓」の機能が...
8月5日


第68回顔学オンラインサロン開催報告
2025年5月27日(火) 「村澤博人と化粧文化研究」 話題提供者:北山晴一氏(化粧文化研究者ネットワーク世話人代表) 只今記事は準備中です
8月5日


第67回顔学オンラインサロン開催報告
2025年4月8日(火) 「顔学会の3恩人 -香原先生、村澤先生、山田先生-」 話題提供者:馬場悠男氏、渡邊伸行氏、原島博氏(進行) 只今記事は準備中です
8月5日


化粧文化研究者ネットワーク第70回研究会 ご報告
2025年6月28日(土) 第70回研究会を開催しました。 ■テーマ:「官能評価の歴史とこれから~食の場合から考える」 ■ 講 師 :早川 文代氏(農研機構 食品研究部門 食品流通・安全研究領域 分析評価グループ・グループ長補佐) ■ 日 時...
7月22日
化粧文化研究者ネットワーク第70回研究会ご案内
化粧文化研究者ネットワークの皆さま 早や梅雨の季節を感じさせる天候不順の毎日ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。 さて、「化粧文化研究者ネットワーク第70回研究会」開催のご案内を申し上げます。 化粧と化粧品に関わる研究交流グループ「化粧文化研究者ネットワーク」が設立さ...
5月31日


第68回 顔学オンラインサロン開催報告
2025年5月27日 (火) 「 村澤博人と化粧文化研究 」 話題提供者 北山晴一氏(化粧文化研究者ネットワーク世話人代表) 今回の顔学オンラインサロンは顔学会30周年企画の第三弾として、化粧文化研究者ネットワーク代表の北山晴一先生に「村澤博人と化粧文化研究」と題し、顔学会の三恩人でもある村澤博人先生について化粧文化的見地からお話しいただきました。 「化粧は、日本でも世界でも、長い間まじめな研究や学問の対象とされることはなかった。そうした状況を変えたい、変えよう、そして変えたのが、1979年創刊の『化粧文化』(ポーラ文化研究所)の創刊であり、2005年の化粧文化研究者ネットワークの設立であった」と冒頭で北山先生は述べられました。 村澤先生がいかに化粧をめぐる状況を変え、化粧文化研究という領域を切り開いたのか。 まずは、1980年代、ポーラ文化研究所時代の村澤先生との出会いから、『化粧文化』を通しての交流、そして顔学会の設立までの日々が、知られざるエピソードと共に語られました。『化粧文化』編集長としての人脈を駆使したさまざまな企画、大坊先生も
5月30日


顔学会30周年記念シンポジウム
2025年3月29日開催のシンポジウムに参加いたしました。 美人画研究会は、シンポジウムのテーマ「未来の顔」に即して2月9日に開催した第35回の研究会の内容と作品を、スライド発表と展示で発表いたしました。 ★詳しい内容はこちらをご覧ください➡...
5月28日


原島博先生、瑞宝中綬章ご受章のお知らせ
原島博先生、瑞宝中綬章ご受章のお知らせ:このたび、日本顔学会の設立発起人代表であり、東京大学名誉教授の原島博先生が、令和7年春の叙勲において「瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)」を受章されました。
5月13日


bottom of page
.png)



