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第75回顔学オンラインサロン開催報告

2026年2月10日(火)

「AIと美人画」

話題提供:美人画研究会

(以降敬称略:松永伸子、麻生りり子、斎藤忍、井手清彦、城戸崎雅崇、河合直樹)


最初に、画像生成AIによる世界各国の美人の顔の紹介がありました。続いてメンバー共通のプロンプト「もっと美人にして」で、各メンバーが昨年の美人画研究会で描いた作品が、どのように変化するかという事例の紹介がありました。大きく変わる作品もあれば、ほとんど変わらない作品もあるという興味深い結果となりました(松永)。


        画像はクリックで拡大↓


その後、能面の写真を「もっと美人にして」というプロンプトを含め、いろいろなプロンプトによる生成結果の差異が紹介されました。しかし、いずれも作者のイメージには、なかなか近づけられないという事実もあるとのことでした(麻生)。


プロンプトの工夫や違いによって、どのように変化させられるか?といういくつかの事例や、動画生成AIのツールと作品の紹介(斎藤・井手)等に引き続き、画像生成AIの問題点の指摘(城戸崎)、技術的な内容を含めた今後の予測(河合)、についての説明がありました。


最後に質疑応答の時間になり、活発な意見交換が行われましたが、AIという技術的にも社会的にも大きな影響を及ぼす生成AIというものに対して、思うところは、専門を問わず人それぞれであるように感じました。



画像生成AIによって、多くの人間の職が奪われるという不安を持っている人もいれば、生成AIは帰納法による情報の積み重ねであって、人間が作る演繹法的なオリジナル作品は超えることができないという意見もあったように思います。


これから先の未来で、絵を描くという行為が、画像生成AIによってどこまで変化させられてしまうのか?

また、我々人間がどこまで画像生成AIを受け入れて順応していくのか?


という、AIに、大きな課題を投げかけられたようにも思いました。


記:斎藤忍

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