「フォーラム顔学2026」に参加して

みなさんこんにちは。ニューズレター編集委員の栗田知子です。
「フォーラム顔学2026」に参加するため、金沢工業大学まで行ってまいりました。金沢!美味しいお魚!美味しいお酒!
口頭発表29件、ポスター発表25件、作品展示6件に加えて、「捜査用似顔絵の実際」についてお話いただいたシンポジウムと、「顔を介して、脳は他者とつながる」と題された特別講演等々、興味深い内容が盛りだくさんで、頭に詰め込み過ぎたせいか後半はちょっとだけ具合が悪くなりました 笑
たくさんご紹介したいところではありますが、脳の反応と顔認識の関係性を分かりやすくお話くださいました、大阪大学大学院教授である中野珠実先生による特別講演「顔を介して、脳は他者とつながる」の一部をご紹介します。
-顔は鏡で見ない限り、自分では見えない。ということは、他者が理解するためのツールであると考えられる。-
そう言われてみればと驚きました。
鏡や写真の発明に伴い、他者を理解するものから、自分も他者として自分を評価する対象となってしまっているそうです。普段、鏡や写真で見ている自分を本来の自分と認識していましたが、それはあくまで状況であって実際に自分を見ることはできないと。
自己の「顔」が他者が理解するためのツールであるとはいっても、人間には自動的に自己を優先するバイアスがあって、集合写真の中でも自分の顔をすぐに見つけられるのも、このバイアスが働いているからとの事でした。今まで、自分大好きすぎか!と思っていましたが、みんな同じだと分かってすっきりしました。その反面、他者の顔を見ると扁桃体が反応するそうです。「警戒せよ」のサインです。
自分では見えない顔。でも脳は自分の顔に反応するって不思議ですね。鏡や写真などで自分の顔を見たことがない状態でも反応するのでしょうか?
さて、では他者からみた自分ってどんなだろう?という事で次は似顔絵を描いてもらいに斎藤先生の元へ。

あれ?目が金色。先生、わたし人から人ならざるものへ変身中ですか?笑
(能面の世界では、金色の目を持つのは泥眼と般若の目だという事も今回学びました)
因みにトップの写真は、顔学会特別顧問 菅沼薫先生の作品と化粧品業界の姉妹会メンバー(右から、南野さん、菅沼さん、永見さん、栗田)です!
来年は「横浜」開催です。みなさんも是非お越しください。
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